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ヘルペスの原因について調べる

患者を診ている医者

ヘルペスとは水ぶくれが集まった状態のことをいいます。
皮膚ににきびのような、虫刺されのような赤い水ぶくれを形成している発疹が集まってできるものです。

この病気の原因はヘルペスウイルスによる感染です。
人間に感染するヘルペスウイルスは8種類あり、どこにでも存在しているウイルスで、感染は誰でも起こしています。
日本人の場合、ヘルペスのI型には70~80%、II型には2~10%の人が感染していると言われています。

初めてヘルペスにかかった場合は免疫がないので発熱などを起こす場合があります。
一度かかった後では軽症で治ると言われています。
子供のころにかかる水ぼうそうをほとんどの方が経験します。

通常2週間ほど発熱と全身に水ぶくれを起こし治癒します。
しかし治ってもウイルスが体内からいなくなるわけではありません。
何十年も体の中に潜み、免疫力が低下し発症します。

通常は感染しても自覚はありません。
しかし体力が落ち、免疫力が下がると体内に潜んでいるウイルスが暴れだすことで発症します。
ウイルスが活発になる引き金の原因は、疲れです。
忙しくてしっかり休む時間がとれなかったり、栄養や睡眠が不足して体が疲労することが原因で発症します。

また引っ越しや異動などの環境の変化が引き金になることもあります。
自分では元気だと自覚していても、なんらかの要因が引き金になり、身体の免疫力が低下することもあります。
なにが原因で発症したかわからない場合もあります。
体だけでなく精神的な疲れが原因でも発症します。

通常ヘルペスは夏に多く発症します。
これは夏の暑さが原因です。
夏ばてをよく起こす人、夏の暑さに弱い人、例年より暑い夏の時期には注意が必要です。
また紫外線が原因の場合もあります。
皮膚が紫外線に弱い人が、長時間外で紫外線を浴びることによる皮膚の刺激が原因で発症します。
クーラーなどの冷房機を有効に使い、十分な休息、睡眠をとり疲労を溜めないことが大切です。

ヘルペスの感染経路について知る

ヘルペスは人から人へ感染することが知られています。
ヘルペスウイルスは感染力が高く、みずぶくれなどを発症している時には大量のウイルスを排出しています。

ヘルペスは家族間での接触感染が多いと言われています。
タオルを介したり、患部を触った手で触れることで感染します。
またくしゃみや咳などでも感染を起こします。
また歯科治療でも感染することもあります。
歯科治療に用いる器具などを消毒しても、患者さんが患部を触った手で診察台などに触れ、それを介して感染します。

セックスでも感染します。
性器にヘルペスができていなくても、パートナーが感染していて、接触や精液、唾液などから感染します。
パートナーが発症していなくても、感染し発症する場合もあるので注意が必要です。
接触感染以外に家族などやいつも近くにいる人が触ったものを介してウイルスが皮膚の小さな傷口や粘膜組織から体内に入ります。
そして疲れて免疫力が落ちている時にはウイルスが体内で増殖して発症します。

体に水ぶくれができている人、発熱がある人は周りの人に感染させないように病院で検査をする必要があります。
検査は水ぶくれの中の粘液を調べる抗原検査と血液を採取して調べるHSV抗体検査があります。
特にHSV抗体検査は有効です。
抗原検査は水ぶくれなどを発症していないと検査ができないからです。
自覚がない状態でもウイルスの状態を調べることができ感染の防止に繋がります。

ヘルペスになった人は周りに感染させないようにすることが大切です。
手洗いうがいをしっかり行ったり、マスクの着用、そして使うタオルや食器などを別にします。
そしてヘルペスになるということは体が疲れているサインです。
十分な休息を心がけて安静にすることが大切です。